先日、無料キャンプ場巡りをしてきましたのでご紹介いたします。無料キャンプ場と聞くと、トイレは?森の中なの?炊事場は?管理は?予約は?など様々な疑問があると思います。それらを少しでも払拭できればと思いますので、当ブログを参考にしてみてください。
今回は福島県田村市にある「聖石温泉ベースキャンプ場」に行って参りました。大前提に、「無料」です。そんな事実がありながらありのままに思ったことを記載しております。それを理解されたうえで、レビューを読んで頂けたら幸いです。
レビュー
総合評価
60/100点
聖石温泉ベースキャンプ場は無料ですが、使用条件がございます。それは、目の前に併設している「聖石温泉」を利用したお客様のみ!ということです。キャンプを楽しむ方には、温泉もセットで考えている方もいると思うので、「温泉に無料のキャンプ場が付いてくる!」と思えば、なんて素晴らしい特典なんだと感じるでしょう。目の前に広がる田舎風景の先にある国道349号の車の通りは割と多めですが、不思議と走行音は気になりません。国道が見えますが、田んぼがカモフラージュして風景はそこそこ楽しめます。炊事場はありません。トイレは仮設トイレです。しかし、温泉まで歩けば温泉のトイレを使用することが出来ます。近くに駅や高速ICがない為、自家用車もしくはレンタカーなどの手配は必須で、目的地到達までにドライブを楽しめる人が良いです。標高はそこまで高くないですが、福島県なので冬はそれなりの装備が必要でしょう。
良い点、悪い点
■良かった点
・無料(温泉利用で)
・デッキのエリアがあり、キャンプギアが汚れないこと
・温泉がすぐに楽しめる
・ゴミを施設内で処理できる
・無料キャンプ場なのにトイレを完備
・付近に湧水ポイントあり
■悪かった点
・高速ICから距離がある
・トイレが仮設
・デッキまで地面が土、雨の日は泥となる
・飲用水がない(無料だから仕方ない)
・炊事場がない
「聖石温泉ベースキャンプ場」の基本情報
キャンプ場名称 | 聖石温泉ベースキャンプ場 |
住所 | 福島県田村市船引町大倉聖石215 |
電話 | 0247-84-2430 |
URL | https://hijiriishi-onsen.com/basecamp/ |
標高 | 約392m |
チェックイン | 8時〜20時(温泉営業時間に準ずる) |
チェックアウト | 特に指定なし |
所在地
高速道路は磐越自動車道の田村ICでETC利用のみのスマートインターです。駅の利用は磐越東線船引駅ですが、、、、車やバイクで行くことをお勧めします。
レビュー;点数を付けたポイント
温泉がすぐに楽しめる
温泉利用でキャンプ場が無料になります。温泉は茶褐色で鉄分多めです、入ると分かるなんともいえない鉄分の臭い(個人的に大好きです)。
温泉に関しては後日別記事で紹介します。
店構えです。駐車場には5台ほど車をとめることが出来ます。
デッキのエリアがあり、キャンプギアが汚れないこと
設営時には土砂降りでしたが、お気に入りのキャンプギアは汚れずに設営できました。普段は譲り合いで、このデッキを使用するそうです。
無料キャンプ場なのにトイレを完備
温泉利用者は、温泉施設のトイレを24時間利用できます。(洋式です)
付近に湧水ポイントあり
湧水である、海谷清水があります。場所は道の駅 さくらの郷から北に少し進んだ国道沿いです。
休憩所とセットです。
地元の人も汲みにきていたので、地元に長く愛されているといった印象です。
トイレが仮設
テントサイトのトイレは仮設です。
デッキまで地面が土、雨の日は泥となる
デッキまでは急勾配の土の上を登ります。雨の日問わず四駆じゃないと車がスタックするかもしれないので要注意です。
雨の日の翌日はこんな感じです、設営のやる気が失せてしまいます。。
総評
今回初めて無料キャンプ場を利用しました。
無料なのに、偉そうなレビューを書いておりますが、旅人からしたらたまらない施設だと思います。
何せ温泉代金を払えば無料でキャンプ利用が出来ますからね。しかし、無料のキャンプ場はまだまだ多く存在し、それらも含めるとこういった評価にたどり着きました。
上に記載した評価のポイントの通りですが、今後の希望として炊事場があってほしいなという印象です。利用はしませんでしたが、水を使用したい場合は自前のポリタンクなどに温泉から水を運び使用することになります。湧水が車を出せばすぐのとこにあるので、個人的にはそこでカバーできると考えていましたが、やはり煩わしいのは事実です。
また今後の展望として、施設内に子供が遊べる遊具を作っているそうです。以下の写真はまだ作成途中とのことでしたが、今後のキャンプ場の成長が楽しみですね。
最後まで閲覧頂きましてありがとうございました。
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